Vimの基本操作について

皆様こんにちは。MMです。

今回は私が近頃学んだ「Vimの基本的な操作について」書いていこうと思います。
Vimとは、Linux向けのテキストエディタです。Linuxにはほぼ入っています。
Vimの操作がわからないという方」や「Vimの操作を忘れてしまったという方」のお役に立つことが出来れば幸いです。

★基本的な操作コマンド

1. モードの切り替え

vimは下記の4つのモードを切り替えて操作を行います。
・インサートモード:文字を入力する際に使用します。
・コマンドモード:保存等のコマンドを実行する際に使用します。
ノーマルモードvimを起動した時の最初のモードです。コピー等の操作を行う際に使用します。
・ビジュアルモード:範囲選択を行う際に使用します。

コマンド 実行結果
vim 起動
i インサートモード
a カーソル位置の次の
文字からインサートモード
o 選択行の下に空白を入れ、
インサートモード
O 選択行に空白を入れ、
インサートモード
: コマンドモード
esc ノーマルモード
v ビジュアルモード

2. カーソルの移動(ノーマルモード)

コマンド 実行結果
k ↑(上)に移動
j ↓(下)に移動
h ←(左)に移動
l →(右)に移動

3. 保存、終了(コマンドモード)

コマンド 実行結果
:w ファイル名 名前を付けて保存
:w 上書き保存
:q 編集終了
:q! 保存しないで終了
:wq 保存して終了
:!コマンド コマンド実行
:!! 1つ前と同じコマンドを実行

4. 削除(ノーマルモード)

コマンド 実行結果
x 1文字削除
dd 1行削除
dw 単語の削除
数値 dd 数値に入力した分の行を削除

5. undo

コマンド 実行結果
u Undo(戻る)
Control + r Undo redo
(Undoした操作を再度実行)

6. コピー、ペースト

コマンド 実行結果
yy 1行コピー
p カーソル位置下の行にペースト
P 現在行にペースト
2 yy 2行コピー
.(ピリオド) 直前のリピート

7. 応用的な移動、表示

コマンド 実行結果
:set number 行番号を表示する
:数値 入力した数値の行に移動する
$ 業末に移動
0 先頭に移動
^ インデントの先頭に移動
{ 段落ごとに上に移動
} 段落ごとに下に移動
[[ セクションごとに移動
]] セクションごとに下に移動
1 or gg ファイルの先頭に移動
G ファイルの最後に移動
Control + o 移動前に戻る

8. 検索、移動、置換

コマンド 実行結果
/検索したい文字列 検索(/の後の文字列を検索する)
n 次の検索結果に移動
N 前の検索結果に移動
R 置換
:%s/検索したい文字列/置換したい文字列/g 一括置換
:%s/検索したい文字列/置換したい文字列/gc 確認しながら置換

9. 行の連結、インデント、応用的なコピー

コマンド 実行結果
J(ビジュアルモード) 行の連結
>(ビジュアルモード) 右にインデントを移動
<(ビジュアルモード) 左にインデントを移動
y(ビジュアルモード) カーソル指定コピー

★最後に

いかがでしたでしょうか?
私自身まだ全然使いこなせていません( ; ; )
この他にもまだコマンドはありますので、使いこなして作業を効率化していきたいですね!
では今回はこの辺りで終わりとさせていただきます。